*

三菱炊飯ジャーNJ-VW106(購入検討編)

公開日: : 最終更新日:2015/11/22 家電レビュー

筆者はお米と醤油が大好きである。
お米を食べるためにおかずを食べる。醤油を食べるためにお寿司や焼き魚を食べる。

お金はないが美味しいご飯を食べたくて炊飯器だけにはそこそこのお金を使ってきた。(つもり)
去年までは美味しい炊飯器で有名なサンヨーのECJ-XP1000Aを使っていた。
サンヨー炊飯ジャーECJ-XP1000A
この炊飯ジャーは型落ちを安く買ったのだが、今の炊飯器にも勝るとも劣らない美味しいご飯が炊けたし、多機能でとても気に入って使っていた。ちなみに可変圧力IH式を採用している。
お釜は純銅釜。一般的な炊飯器で使われているアルミやステンレスの釜に比べて、熱を非常に伝えやすいのが特徴である。
サンヨー純銅釜
家の中の家電から色んなアラート音が鳴る昨今だが、いったいどれがアラートを発しているのかわからなくなる。このサンヨーの炊飯ジャーは喋ってくれる(しゃべるのがうるさいと言う向きもあるだろうが(汗))ので、今何がどうなっているのかがよくわかって、そういう意味でも気に入っていた。

そんなある日、聞いたこともないような暴言(笑)に近いようなメッセージ(内容は失念)を発してお亡くなりなった。すでにパナソニックに吸収合併されていたからパナソニックのサービスセンターに持ち込んで見積もりを取ると修理に着手するだけで4万円かかるとのたまう。「ふざけるな!」と言いかけたが飲み込んでサービスセンターでの修理を諦めた。
世界一最低なソニーのサービスセンター程ではないにしろ、最後の砦だったパナソニックのサービスセンターも単独で利益を出す体質、そしてサンヨー製品に対する冷遇を見た。お客を大切に出来ないメーカーの末路は見えている。パナソニックも例に漏れずBtoCからBtoBへ舵を切るのだそうだ。松下電器産業だった頃は...などと感傷にひたる。

 

感傷にひたっていてもしかたがないので分解してみたらフューズが飛んでいた。
テスターを使って故障箇所を探したり、ICを取り寄せて交換してみたりしたが直らず。時間がかかりそうなのでその場しのぎでタイガーの炊飯ジャーJPB-A100を買った。

タイガー炊飯ジャーJPB-A10
お釜は土鍋素材をコーティングした9層遠赤特厚釜である。見るからに立派なお釜ではある。少々手荒に使ってもビクともしなさそう。
タイガー炊飯ジャー9層遠赤特厚釜
しかしである、カカクコムの評価が高くてお手頃の値段で、しかもサンヨーと同じ可変圧力IH式のこの炊飯ジャーに期待をしたのだが筆者の口には合わなかった。(と先日までは思っていた...)
そもそもサンヨーの炊飯ジャーとは価格帯が違うので比較するのは可哀想だが、買ってがっかりした。
炊飯にかかる時間もサンヨーより長い気がする。喋ってくれない(寂しい(笑))。そして、一番残念なのは炊きあがりまでの時間が表示されないこと。サンヨーは古い機種なのに表示されていて重宝していた。

 

がっかりしてからでは遅いのだが美食家の友人に相談してみた。彼女の使っている炊飯ジャーはパナソニックの2年前の機種SR-SPX103である。パナソニックとサンヨーの技術の融合で作られたパナソニックの自信作である。
パナソニックSR-SPX103
ちなみに可変圧力IH+スチーム式。お釜はダイヤモンド竈釜(かまどかま)
パナソニックダイヤモンド竈釜ダイヤモンド竈釜
以前カレーをごちそうになった時にご飯も食べているはずだが全く記憶に無い(汗)
そこで、彼女に相談してみたところ「最近ではパナソニックの炊飯ジャーで炊いたご飯も美味しく感じるようになったけど、買った直後はパナ以前に使っていた三菱のほうが美味しく感じられて、高かったのにがっかりした。」と言う。
どこかの誰かさんと同じような感想(笑)。ただし我が家のタイガーはパナソニックの半額以下だが。

 

実は、美味しいご飯を食べたくて買い替えを検討していて筆頭候補だったのがサンヨーの正当な?後継であるパナソニックのこのシリーズである。う~ん、困ってしまった。
実際のところ三菱は検討候補にまったく入っていなかった。デザインはおしゃれで良いなとは思っていたが...
少し前になるがBSだかCSで象印の南部鉄器の釜を使った炊飯ジャーと三菱の蒸気レス炊飯ジャーの比較をしていた。糖度計で調べると三菱のほうが甘いと言う業界の常識?を覆す結果が出ていた事を思い出した。
三菱の炊飯ジャーはIH方式で圧力は使っていないにもかかわらず糖度が高いというのだ。蒸気レスなどの機能はどうでもいいが、糖度が高いということには興味をそそられる。

そこでネットで調べたり家電量販店に足を運んでみたりしたが、象印、パナソニック、タイガーが御三家でそれ以外の情報は皆無である。旧機種のレビューがわずかにあるだけ。
ただ、価格は高価なパナソニックと廉価なタイガーの中間である。圧力なども使っていないため本体がコンパクトで機構がシンプルであるということは壊れにくいということでもある。なによりオシャレである。
予定していた金額より2万円以上も安いし、もう気持ちは三菱である。(笑)

そこで選んだのは蒸気レスモデルではないシリーズの最高グレードのNJ-VW106である。
三菱炊飯ジャーNJ-VW106

三菱炊飯ジャーNJ-VW106(比較編)へ続く

 

PR

関連記事

新旧炊飯器

三菱炊飯ジャーNJ-VW106(比較編)

三菱炊飯ジャーNJ-VW106(購入検討編)からの続き 型落ち機種NJ-VW105がもう1万円

記事を読む

PR

PR

新旧炊飯器
三菱炊飯ジャーNJ-VW106(比較編)

三菱炊飯ジャーNJ-VW106(購入検討編)からの続き 型落ち機

三菱炊飯ジャーNJ-VW106
三菱炊飯ジャーNJ-VW106(購入検討編)

筆者はお米と醤油が大好きである。 お米を食べるためにおかずを食べる。

タント ブレーキローター
タント(L360S)のブレーキローター&パッド交換、ローター編

タントのパーキングブレーキランプが点灯した。 パーキングブレーキに付

スイフト ブレーキパッド交換 部品
スイフト(ZD11)のブレーキパッド交換

10月の末、スイフトは4回めの車検を迎えた。 ブレーキフルード、クー

エーモン エンジンルーム静音シート
タント(L360S)のボンネット静音化

我が家のタントは広いだけのクルマ。 燃費は悪いし、ターボが付いている

→もっと見る

PAGE TOP ↑