ダイニチファンヒーターFW-3280Vの修理(メンテナンス編)
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家電メンテナンス, 家電修理, 暖房器具 E02, E03, FW-3280W, シリコーン, ダイニチニードル, ダイニチニオイ対策, ダイニチファンヒーター, ダイニチ気化器, ファンヒーター臭い
※以下に記載の内容は個人的にメンテナンスを行ったものです。お約束ですが、参考にされる場合には自己責任にてお願い致します。当方では一切責任は負えません。
ダイニチファンヒーターFW-3280Vの修理(分解・フレームロッド研磨編)はこちら
この個体は着火時に白い煙を吐いていたので、気化器にカーボンが蓄積されていると思われる。まだ、臭いはそれほどでもないが、フレームロッドの研磨ついでにこちらもメンテしようと思う。
10番のスパナで赤丸内のナットを緩め、上方に持ち上げれば気化器アッシーが外れる。
気化器から伸びてきているハーネス3本を基板から抜く(赤丸内)。コネクタは大きさ、色、形が違うので間違えて挿すことはないと思われるが、念のためスマホ等で写真を撮っておくことをお勧めする。
取り出した気化器アッシーがこれ↓
気化器本体を固定しているブラケットのネジ1本を外して、ブラケットを外す。
10番のスパナで赤丸内のナットを緩め、銅配管を取り外す。
気化器本体を引き抜く
ペンチ、プライヤ等で赤丸内をゆっくり回して(※力を入れすぎると中の部品が飛び散る恐れあり)気化器内のニードル、スプリング等を取り出す。
ニードル部拡大。カーボンが結構付着している。
ラジオペンチ等を使って、ニードル部にあるEリングを抜く。
ニードルを尖っていない方へ引き抜く
バーナー、ガスコンロ等でニードルを赤くなるまで炙る。こびりついたカーボンが燃焼して次第にきれいになってくる。綺麗になったら自然冷却。
ニードルを抜いた筒の方にもカーボンが蓄積しているが、パーツクリーナー、尖った棒ヤスリ等では取りきれなかった。本来ならこちらも焼き切ればいいのだがコンロやバーナーなどでは熱量が多すぎて部品が分解する恐れがある。(と言うか以前やってみたら分解した(^_^;))
燃焼試験
半日使ってみたが、着火、連続燃焼、臭いともに問題は出ていない。
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