洗濯機(サンヨーASW-EP800)の修理
今はなきサンヨーが作っていた洗濯機ASW-EP800。8kgの容量の洗濯物が洗えて(当時では最大容量級)、十数年使っていた。因みにサンヨーは日本初の噴流式洗濯機を発売したメーカー。
2014年の夏にタントのフロアマットを洗ったら、水がたまらないトラブルを起こした。
そんなものを洗うなよ、ってことなのだが。
マットなんかを洗うとこの洗濯機は壊れるかな?と洗う前に一瞬思ったが、手で洗うのは面倒なので勢いのまま洗ったのがいけなかった。
いつ壊れてもおかしくないと思っていたこと、サンヨー製品が買えなくなる、在庫処分で安かった(45,000円)ことなどから、同じサンヨーの10kgの機種を既に買ってあったので、それと入れ替えた。
壊れたと思っていたし、古いのでもう廃棄する予定でいたが、奥様がこの洗濯機にとても愛着をもっていて、色々調べてくれた。
この手の故障は排水バルブにゴミが詰まっている場合が多く、直すのも簡単らしい。が、面倒なのでベランダに9ヶ月間放置していた。
暖かくなってきて少しやる気が出てきたので、重い腰を上げて修理開始。
洗濯機を裏返してみたところ。
青い矢印方向から水が流れてきて、ピンクの矢印の方へ排水される。緑の矢印1~3の順にモーター?の力が加わって交差した部分(オレンジの◯)の中にある排水バルブを開け閉めしているようだ。
排気ホースを外すために赤丸内のクリップをつまんで排水口側へずらす。
排水ホースが固着していたため、小さいマイナスドライバをツッコんでホースを外す。
ホースを外してみたら、すぐそこにタントのフロアマットの切れ端が...(汗)
たぶんこれで直ったとは思ったが、念のため排水バルブの方も見てみることに。
1を右方向へ引っ張りながら(バネの力が強いのでラジオペンチ等を使用したほうが無難)、2の方向へ樹脂パーツをずらす。
矢印のように、反時計回りにまわしてやる(硬いので滑らない手袋がある方が手が痛くないし回しやすい)と排気バルブが引き出せる。汚れはあったが大きなゴミはなかった。
バラした逆の手順で組み立てて、試運転をしてみる...直った\(^o^)/
新しい洗濯機はたしかに容量は大きくなった(旧8kg→10kg)が、洗剤や漂白剤の投入口がドラムに付いていたり(洗濯物が入っていると使いにくいことこの上ない)、
新洗濯機
旧洗濯機
ごみ取りネットも見た目はスッキリしているが、容量が小さすぎて、肝心のゴミが取れなかったり、洗濯の毎に掃除してやらなきゃいけなかったりする。
新洗濯機
新洗濯機(取り外したところ)
旧洗濯機
なんだかなぁ~の新洗濯機と、直ってよかった旧洗濯機。
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