スイフト(ZD11)のブレーキパッド交換
公開日:
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最終更新日:2015/10/25
スイフト(ZD11), 車いじり, 車のメンテナンス, 車の修理
10月の末、スイフトは4回めの車検を迎えた。
ブレーキフルード、クーラント等の消耗品の交換は工賃を含めて考えても安かったので工場に依頼した。それ以外にはブレーキパッドの摩耗とマフラーリングの劣化を指摘された。
ブレーキパッドの交換は自分でしたことはないが先達の人たちが残してくれた情報がたくさんあるのでチャレンジしてみようと思う。ちなみに整備工場の見積もりは部品代+工賃で1万円弱だった。
マフラーリングはぼちぼち考えよう(笑)
今回準備したのは
□ブレーキパッド(日清紡 スイフト用PF-9529)
□14番のレンチ□泣き止めグリス(ブレーキの泣きを軽減するグリス、カッパーグリス?)
□ディスクブレーキピストンツール(ブレーキピストンを押し戻すための道具)
写真に写っていないもので使ったのもの
□ジャッキ
□十字レンチ(ホイール脱着用)
□トルクレンチ(ホイールナット締付け用)
□シリンジ(注射器、ブレーキオイル抜き取り用)
※ブレーキパッドは特にこだわりもないので金額と日本メーカー製に絞って決めた。
※泣き止めグリスはよくわからないのでベストセラー1位を選んだ。
※ブレーキディスクピストンツールはウオータポンププライヤー等で代用出来るらしいが、タントのブレーキパッドも交換する&安価なので購入した。
作業開始。まずは助手席側から。
当初ウマに乗せて作業するつもりだったが面倒なのでジャッキで行う。(写真のディスクローターは防錆処理されたものに交換済み)
赤丸内上のボルトを14番のレンチで緩める。※抜かない!
同下のボルトは抜く
ブレーキパッドは板バネのテンションではまっているだけなので、矢印方向に引っ張ると外れる。
ブレーキパッド新旧比較(左が内側=ピストン側、右が外側)
内側の減りが激しい。外側はまだ使えそう。使わないけど。
シムと呼ばれる金属の板を古い方から新しい方へ付け直す。シムの両面に泣き止めグリスを塗布する。
※間違ってもブレーキローターと接触する面には塗らないこと。
ディスクブレーキピストンツールを使ってブレーキピストンを押し戻す。(時計回りに回すと二枚の板の間隔が広がる)
※押し戻すことによってブレーキ配管内のブレーキオイルも押し戻され、ボンネット内にあるブレーキオイルリザーブタンクに戻る。あふれる可能性が高いので注視する。
あふれる前にリザーバータンク(ボンネットの中にある)のブレーキオイルを抜く
※エンジンを掛けて何度かブレーキを踏み込んでブレーキパッドをディスク面に寄せる。踏み代が大きく変化してしっかりとする。
ピストンツールを購入しても5,000円以下で済んだ。
ブレーキの効きはもちろん良くなった。タッチも以前と変わらず違和感はない。
我が家のスイフトの場合、工場出荷状態では泣き止めグリスが塗られていない(汗)
シムはひどく錆びていたので次回は交換する必要がありそうだ。(凍結防止剤のせいか?)
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